こんなんありました。

 現在刊行されている月刊のプラ模型雑誌といえば、ホビージャパン(HJ)、モデルアート(MA)、モデルグラフィックス(MG)の3つがあります。。
 HJ誌は一時期「ウォーゲーム」の普及に力を入れていたのはご存知のとおりです。最近はキャラクター物がメインの誌面作りとなっていて、我々スケールモデラーには魅力が薄くなっているのが残念なところです。
 一方、MA誌はブレずにスケールモデルのみを紹介し続けています。流行に乗らないので発行部数は多くないと思いますが、逆に安定はしているのではないかと。本誌だけは毎月欠かさず購入しています。
 MG誌は上記2誌の中間といったところでしょうか。いわゆる超絶技巧モデルが多いのが特徴で、エッチングパーツなどの社外品を使うのは常識、のような感じです。多数の読者を取り込もうとしながら、一般モデラーに高い技量を要求する、といった点は不思議と言えなくもありません(笑)。本誌は特集の内容によっては購入します。今日買った最新号は陸自特集だったので迷わず買ってしまいました(なんと73式大型トラックが出るそうです!)。余談ですが、本誌には重巡「利根」型の考証についての小文(知人との共作)を掲載してもらった事があります。

 さて、これら3誌以外に、1980年代末から90年代初めの短期間、スケールモデル専門誌が刊行されていました。それがこの「レプリカ」です。
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 この号の特集がいきなり「空母ミッドウェイのF-4」とマニアックです。しかも表紙が作例でなく、実機写真だったりします。全体(約100ページ)の半分近くがVF-151および161に配備されたファントムの作例や原稿、塗装図や実機写真で占められています。これ1冊あれば、私のような並のモデラーなら事足りるかもしれません。
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 「ミッドウェイ」の方はこれがなんと竣工時のキットを実艦と同じく大改装を施したもので、社外品が無い当時としては驚きの作品です。まあ、現在でもこんな改造をする人はそうはいないでしょうね。戦後派米空母の中では、この状態の「ミッドウェイ」がいちばん好きです。

 毎号がこんな調子私のような人間から見れば興味深い誌面だったのですが、あまりにもマニアックすぎて一般受けはしなかったようです。当初は月刊だったのが隔月刊に、やがて不定期刊となり、いつの間にか書店の棚から姿がか消えて無くなってしまいました。定期購読しておけばよかった、と今でも残念に思います。
 こういうコンセプトの雑誌は、ジャンルが多様化した現在の方が売れそうな気がします。その意味では登場が早すぎたのかもしれませんね。あ、でも今は陸海空、それぞれに特化した模型誌の別冊がいろいろ出ています。より進化した形でコンセプトが受け継がれている、と言ったほうがいいのかもしれませんね。
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by RZ350RR5678 | 2006-11-29 21:38 | その他いろいろ


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