アイオワ級って・・・

 戦艦の戦艦たる条件のひとつとして、「自艦対応防御」が挙げられると思います。ではアイオワ級はどうでしょう?「16インチ45口径砲弾に対する防御」となっています。という事は、自身の持つ50口径砲弾には対応していないわけで、最初の条件からははずれてしまいます。

「そうか、アイオワ級って、実は巡洋戦艦だったんだ!」

 ただこの巡戦、既存のどの戦艦よりも火力が強く、高速で、それらの砲火に耐える、「史上最強の巡洋戦艦」だったのです。
 無条約時代となり、海を隔てて相対する日本海軍が建造するであろう4万~5万トンの新型戦艦は当然16インチ50口径、あるいはそれ以上の主砲を積むと予想されるので、これに対抗しうる真の意味での戦艦としてモンタナ級が計画されたわけですね。
 アイオワ級って、元々は金剛型やレキシントン級が担う、「偵察艦隊」の先鋒に立つ艦じゃないのかな?と、最近は考えています。もちろん金剛やレキシントンよりははるかに強力ですから、敵偵察艦隊(第二艦隊)を瞬殺、その後、味方の主力(モンタナ以下)と協力しつつ、敵主力(第一艦隊)と雌雄を決する、みたいな使い方ができるんじゃないでしょうか?だってあの高速は主力と行動するには不必要、むしろ巡洋艦と行動を共にするためじゃないのかな?って・・・
 まあ、時代は変わり、その高速と防空能力は高速空母群の直衛に大いに役立ちましたが、例えれば「本業は開店休業で、副業で生計を立てた」というところでしょうか?(笑)
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by RZ350RR5678 | 2006-02-22 23:24 | 艦船ちゃん


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