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こんなん作ってみました。

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何に見えますか?

これ、1/700スケールの21号電探なんです。試作品ができたので刷ってみました。
名付けて 『電探くん』 (そのまんまやな~)
本来は透明シールに印字するんですが、それを透明プラ板に貼って切り出せば、簡単に実感のある電探が出来上がる、というわけです。

実は旧世紀、ひと回り以上前に同じものを作った事があるのですが、その頃は日本語ワープロ&インクリボン、外字機能を使ったドット打ち、という組み合わせで、印字も黒しかありませんでした。
現在は性能のいいカラープリンタ(でも2年落ちです)があるので、ちゃんと軍艦色で仕上がる点が進化しています。
といってもグレーだから、見た目はあまり変わり映えしませんね(笑)。

当時、出来上がったモノを模型誌に投稿したところ、運良くモデルグラフィックスとモデルアートの新製品コーナーで紹介していただきました。ホビージャパンは既にキャラもの一辺倒だったので、載せてもらえなかったような・・・・(^^;
すると、個人の方から定額小為替を添えて注文をいただき、チャカチャカ印刷して説明文も作ってお送りしました。1枚刷るのにフロッピーを何回も入れ替え、10分近くかかったのが、『何もかもみな懐かしい・・・・』(笑)

ぽつぽつと注文をいただくようになった頃、
『これ、意外にイケるかも♪』
と考えるようになりました。
1枚400円(〒込)なら、精密ながらまだ高価だったエッチングパーツとも棲み分けができるかもしれません。
また、製作にエッチングほど特別な技術も必要がないので、初心者~中級者あたりの需要は多いはずです。

で、直営の小売店を持っているピットロードにサンプルを送ったところ、10枚単位の注文!
スマッシュヒット、とまではいきませんでしたが、ポテンヒットぐらいは売れました。
今でも『電探くん』で検索をかければ、何件かヒットするみたいです。

調子に乗った私は無謀にも
電探くん2号(WWⅡアメリカ)
電探くん3号(海上自衛隊)
電探くん4号(現用アメリカ・イギリス)
電探くん5号(現用ロシア・ソビエト)
電探くん6号(WWⅡイギリス・ドイツ)
と発売しました。売れ行きは予想通り、そのままの順番でした(^^;

貯まったお金で買ったものといえば・・・・
『写真 日本海軍全艦艇史』、通称『福井本』あるいは『68K本』 です!(笑)

というわけで、『二匹目のドジョウ』を狙って、製作を開始したわけです。
でも、
なによりも、自分がこういうものを必要としている。
これが昔も今もいちばんの製作動機です。

ごめんなさい、ウソついてました。
実は家捜しをしていたら、設計図(ドット打ちした方眼紙)が出てきただけなんです(自爆)
by RZ350RR5678 | 2007-01-25 22:23 | 艦船ちゃん


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